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打楽器を勉強し、独学で作曲し、ときどき鍵盤ハーモニカを演奏する ”ボブ”と呼ばれる音楽家・渡邉達弘のホームページです。

Rhythm Constellation -for Percussion Quintet- op.122

Rhythm Constellation -for Percussion Quintet- op.122

・楽器編成:打楽器五重奏
・使用楽器:Vib.、B.D.(共有)、鉄琴、Tri.、鍵盤ハーモニカ、Sleigh Bells、Hi-hat、Cabasa、Bongo(共有)、Tuned Gong、Guiro、Sus.Cym.
※Tuned GongはMar.やXylo.(with Yarn or Rubber mallet)での代用可
・演奏時間:約7分
・脱稿日:2013.09.20
・初演日:2014.01.26
・初演者:南十勝打楽器合奏団

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<解説>
この曲は、山本正史氏の委嘱により南十勝打楽器合奏団(Nanda?PercussionEnsemble)のために作曲した打楽器五重奏です。
南十勝と自分との間に何か接点はないだろうかと調べてみたところ、南十勝が航空宇宙分野に積極的な地域であることを知りました。宇宙好きな僕としては、それならば宇宙と五重奏の"5"に関連のある楽曲を!と考え、5機の人工衛星から成る地球観測衛星隊列“A-train”と呼ばれる衛星コンステレーションを題材に作曲することにしました。
コンステレーション」には“星座”という意味があります。人類が目立つ星の並びから動物や神などの星座を見出して意味や物語を紡いできたように、演奏者(=人工衛星)や楽器・リズムの並びなどから“コンステレーション”を創造・想像することで、意味や物語を紡ぐことを目指しました。
連携・暴走・破綻・再起動・連動。5つの衛星(=5人の演奏者)の観測(=演奏)から、果たしてどのような意図・物語が紡がれるのでしょうか。


●DEMO

www.youtube.com

○演奏動画(音源)
☆楽譜