bob-position

打楽器を勉強し、独学で作曲し、ときどき鍵盤ハーモニカを演奏する ”ボブ”と呼ばれる音楽家・渡邉達弘のホームページです。

目次

  1. 自己紹介
  2. 楽曲紹介:1曲ずつ本ブログでご紹介しています
  3. 動画YouTubeに投稿した動画をご覧いただけます
  4. 楽譜:楽譜を販売している楽曲のご紹介
  5. メール:各種お問い合わせはこちらから
  6. リンク:お世話になっている方々のリンクはこちら

 

<ひとこと> 2022.7

HPをブログにしてみました。これでいくらか投稿しやすくなるかな。

 

自己紹介

渡邉達弘 / ボブ(Tatsuhiro Watanabe / bob)

幼少の頃より父の影響で音楽好きとなり、なぜか打楽器に憧れる。

初めて太鼓のばちを握ったのは3歳のとき。(段ボール箱叩いてた)

小学1年生よりエレクトーンをはじめる。

中学生時代に吹奏楽部に入部し打楽器を始め、独学で作曲もはじめる。

高校入学後、有賀誠門に師事して打楽器を本格的に勉強しはじめる。
ピアノも同時期より勉強をはじめ、吹奏楽部に所属し編曲・学指揮を担当。

高校卒業後、日本芸術学部音楽学科に進学して新井汎に師事する。
在学中は打楽器アンサンブルに重点を置きつつリズム感について研究。
学校主催の定期演奏会に2度ソリストとして出演。
そのコンサートで坂野嘉彦委嘱作品「風の諸相」を初演。
新作室内楽定期演奏会に自作曲を出品、カザルスホールで初演される。

学外でも即興からめーる団をはじめ様々なミュージシャンの刺激を受け、
ライブハウスなどでの演奏活動を開始。

「うたの住む家プロジェクト」にスタート時からスタッフとして関わり、
鍵盤ハーモニカの演奏を始める。

大学卒業後大学院に進学し、リズムについて研究を進めながら演奏活動を展開。
修了試験の成果が認められ、カザルスホールにて修了演奏会に出演。
「風の諸相」を再演し、澤本徳美賞を受賞。

在学中に打楽器アンサンブル「どってん博物館」を結成(副館長)。
数々の打楽器アンサンブル曲を初演。

うたの住む家プロジェクトでCD「玄関」制作の際、ディレクション・録音補佐を担当。

2011年秋にWINDS CAFEの中で「小さな音の小さな音楽会」を企画し、
全曲自作の小物打楽器を中心とした音楽会を開催。好評を得る。

また、自作曲の楽譜の管理・出版を行う「ぼぶ・みゅ〜じっく」を運営を開始。

近年、演奏活動は減っているが、作曲や録音の編集などを細々と行なっている。

「日常」の中に潜む可能性や面白さを探求・発見し、
 音と遊ぶ音楽家でありたいと思っている。


打楽器奏者・作曲家・鍵盤ハーモニカ奏者。
打楽器アンサンブル「どってん博物館」副館長。

楽譜

「ぼぶ・みゅ〜じっく」は、渡邉達弘が作曲した楽曲を出版・管理しています。

 

① 楽譜の購入

楽譜は「blue mallet」「コマキ楽器」でお取り扱い頂いております。
当方に直接ご依頼頂いても構いませんが、ぜひ上記の販売店さんに
お問い合わせください。

 

② 当方の楽曲を演奏される方へ

・演奏してくださる際は、お手数ではございますが
 リンクに表示されております「お問合せ」よりご連絡ください。
 差し支えなければ、微力ながらSNS等で演奏会をご紹介させてください。

・当方の楽曲は、 気軽に広く多くの方に打楽器の面白さを知って頂きたい
 という考えから、原則〈演奏権フリー〉としております。
 当方の楽曲を演奏されたことで料金を支払う必要はありません。

・演奏される際は必ず楽譜をご購入ください。 複製や複写もご遠慮ください。
 但し、演奏都合上必要な場合(例:譜めくりの都合、楽譜設置の都合など)は
 その限りではありません。

・拙曲の演奏録音や録画映像をネット上に公開されることは、
 基本的に歓迎です。(是非してください!)
 公開された際は、URLなどお知らせいただけると嬉しいです。

・拙曲を録音物へ収録する場合や放送等で使用される場合は、
 必ずご連絡ください。

③ その他

・作曲依頼も承っております。
 お受けできない場合もございますが、ご希望の方はお気軽にご相談ください。

・ご不明点などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

2018.8 渡邉達弘

LINK

日頃からお世話になっている方々のご紹介です。
リンク希望の方は「お問合せ」よりよりご連絡下さい。(相互リンク大歓迎です!)

 

☆音楽家

原色坂野図鑑
 弾いてみるとのめり込んでしまう魅力的な曲を書かれる作曲家
 坂野嘉彦さんのHP。

音楽家・赤羽美希web site
 マルチな才能を様々なシーンで発揮する音楽パフォーマー
 赤羽美希さんのHP。

Makoto Nomura
 様々な環境で色々な音楽の在り方を肯定し続ける作曲家
 野村誠さんのHP。

片岡祐介ホームページ
 色々な方々と独特の視点をもって音楽を創るマリンバ奏者
 片岡祐介さんのHP。

Yoshihito Nakanishi Website
 インタラクティブアート、演奏デバイス開発者・中西宣人さんのHP。

Percussion Meg
 真摯に音楽と向き合い、日常から音楽を紡ぐ打楽器奏者・服部恵さんのHP。


☆プロジェクト/アンサンブル/バンド

即興からめーる団
 人と人とをからめて音楽を生み出し、
 あらゆる楽器とアイデアで音楽するユニット。

うたの住む家
 即興からめーる団主催のワークショッププログラム。
 面白い音楽が生まれる場所。

打楽器アンサンブル「どってん博物館」
 面白い音楽を博物館のように紹介するアンサンブル。

バッカスマンドリーノ
 毎年お世話になっていた熱いギター・マンドリンオーケストラ。

泉管弦楽団
 学生時代からよくお世話になっていたオーケストラ。

Winds Cafe
 川村龍俊さんが主催し毎月開催されるコンサート。
 177回で「小さな音の小さな音楽会」を開催。

☆楽器屋さん/ホールさん

ブルーマレット
 昔からお世話になっている三十尾さんが経営する打楽器専門店。
 当方の楽譜も販売。

コマキ楽器
 ご存知JPC!こちらでも当方の楽譜をご購入頂けます!

両国門天ホール
 演奏会などでお世話になっているスタインウェイのある温かなホール。
 面白い公演も沢山!

草原スケッチ op.154

草原スケッチ op.154

Ⅰ.草原系の二人

Ⅱ.秋っぽい二人

Ⅲ.飛べ!芝刈り機!

・楽器編成:マリンバ四重奏(演奏人数:4人)
・使用楽器:マリンバ×4
・演奏時間:約15分
・脱稿日:2020.05.04
・初演日:なし
・初演者:なし

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<解説>

この曲は2008年から2009年に作曲した3つの鍵盤ハーモニカ二重奏を、2020年に3部作のマリンバ四重奏曲として再構成したものです。
作曲してから時が経ち、かつて自分が書いた曲を編曲してみたいという気持ちになったことと、 しばらく作曲活動をしていなかったので作曲のリハビリを兼ねて取り組んでみました。
色々な作曲方法を意識して作曲していた当時の自分の音選びに刺激を受けたりツッコミを入れたりしながら、 かつての自分の想いをなぞるように草原の季節の移ろいをスケッチするような気持ちで書きました。
演奏してみたいという方はいらっしゃるかしら。

 

●DEMO

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○演奏動画:

☆楽譜:

仮名反~いつらのこえ~ -"KANAGAESHI" for Snare Drum Solo- op.153

仮名反~いつらのこえ~ -"KANAGAESHI" for Snare Drum Solo- op.153

・楽器編成:スネアドラム ソロ
・使用楽器:Solo Snare Drum
・演奏時間:?
・脱稿日:未完
・初演日:なし
・初演者:なし

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<解説>

この曲は打楽器奏者の新野将之さんが演奏されることを想定して作曲している楽曲で、楽曲の構成は完成しているものの、譜面としては2022年夏の時点で未完の作品です。
「仮名返」にはいくつかの意味が存在するようですが、この作品で想定しているものはいわゆる五十音とよばれるものです。例えば”あ”には「合図」、”い”には「居合い」というように、全ての
仮名に作者が連想した言葉をあてがっていき、あてがわれた言葉を表現するような演奏指示を全ての仮名にあてがっていきます。
そうして完成した演奏指示の連続体を「楽譜」として扱い、演奏することを目指した作品がこの楽曲です。このかなり特殊な作り方ゆえに記譜方法に苦慮しており、未完になっているという訳です。
各仮名に演奏指示があてがわれているこの作品自体が「仮名返(=五十音)」のような役目を果たし、例えば「ありがとう」という言葉(この場合”仮名の連続体”と表現した方が正確ですが…)を演奏することができるようになります。
そのような意味ある言葉(仮名の連続体)を全く異なる意図で編まれた仮名返で表現するとどのような音楽として聴こえてくるのか。
そのような興味から作曲をしているところです。

●DEMO

○演奏動画(音源)

☆楽譜

急いては事を仕損じる "More haste, less speed" for Snare Drum Solo op.152

急いては事を仕損じる "More haste, less speed" for Snare Drum Solo op.152

・楽器編成:スネアドラム ソロ
・使用楽器:Solo Snare Drum
・演奏時間:約6分半
・脱稿日:2019.09.09
・初演日:2019.11.07(日本初演
・初演者:新野将之

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<解説>

打楽器奏者の新野将之さんから、「スネアドラムをケースから出すところから片付けるところまでを描く曲を作曲して欲しい」と委嘱を受けて2019年に作曲し、同年イタリアで初演、このコンサートで日本初演された楽曲です。
作曲するにあたり、「ケースから楽器を出してスタンドにセッティングする音楽」よりも、「スタンド上にあるスネアをケースに片付ける音楽」が"そのような状況になる必然性"も含め非常に難しかったため、スマートフォンを小道具として駆使して作曲させていただきました。
「急いては事を仕損じる」は、日常生活の中で痛感していることの一つです。作者の痛感ぶりは、この曲を聴いていただければ共感していただけるものと思いますが(?)、新野さんの解釈とパフォーマンスによって、まるで何も仕損じていないかのように曲が命を得ることができたことに感激し、そして何より委嘱していただいたことに感謝しております。ありがとうございました。

●DEMO

○演奏動画

www.youtube.com

☆楽譜