Escena Uruguay -ウルグアイの情景 for Baby-Milk-Can Trio – op.140
Escena Uruguay -ウルグアイの情景 for Baby-Milk-Can Trio – op.140
・楽器編成:ミルク缶三重奏
・使用楽器:3 Baby Milk Cans
・演奏時間:約3分
・脱稿日:2017.05.27
・初演日:2017.06.10
・初演者:伊藤諭+浜谷安里+渡邉達弘
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<解説>
この曲は2017年6月10日に開催された「もんてん小学校楽器大行進vol.9」のために作曲した粉ミルク缶三重奏です。
昨年我が家に子どもが誕生し、飲み終えた粉ミルクの空き缶が増えてしまったとき、子どもがそれを叩いて遊んでいるのを見て、「今、このときにしか書けない曲かもしれない」と思い作曲に着手しました。
楽曲はウルグアイの伝統音楽「カンドンベ」を下敷きに、能の三番三(さんばそう)やサンバなどの要素を加えて構成されているにもかかわらず、南米と日本音楽の融合(?)みたいな風味を一切感じさせないアホらしい音楽になっています。
この曲を作曲するにあたり“ウルグアイ”の意味を調べたところ、“uru”(ウルという名の鳥の)“gua”(飛ぶ)”y”(川)という意味であることを知りました。何とも情景的な原義に感動し、“赤ん坊が叩く缶”と“ウルグアイ”という言葉に近しい香りを感じました。この曲はウルグアイの情景であり、赤ん坊が缶を叩く日常の情景でもあるのです。
・・・育児で疲れてるかな(笑)。
●DEMO
○演奏動画(音源)
☆楽譜